兄の結婚式の日。今日は、彼にも出席してもらうので昼に二人で車で横浜へ。
姉や親と合流し、従姉妹達も来て着替えに。

親族どうしの挨拶。兄のタキシード姿。父の緊張した顔。
いよいよこれから結婚式なんだ。
リアルに感じた瞬間たち。

チャペルでは、早い段階ですごく泣いてしまった。ライトに照らされる兄達は、すごく素敵で、クリスチャンでもないけれど「今、神聖な儀式をしてる」と思った。ホテルの従業員さんたちはきっと、ただの仕事なのかもしれない。でも、私達は心からの祝福をした。そういう場を提供してくれて感謝してます。
お兄ちゃんはとても素敵に見えた。奥さんはとても綺麗だった。
この二人の式を見ていたら、心に迷いがある時に結婚式なんて絶対出来ないと思った。

披露宴では父さんが緊張のあまり殆ど食事できなかった。
花婿の父として挨拶をするのが最後だから。
豪華な食事なのに、もうそれどころじゃない小さな父（154センチくらい）が可愛かった。
私達兄妹は、父とは血が繋がっていない。それでも、この人は私達を愛してくれた。本当の子どもとして必死に育ててくれた。
きっと私や姉が結婚式を挙げたら涙を流してくれるだろう。
悲しませることをしたくない。そう思ってはいるのに・・・

披露宴には、兄の前職の仲間もたくさん来ていた。
兄は、昔ホテルのバーテンダーだったんです。
余興としてバーテン仲間がカクテルを大きめのグラスにそそいだんですが、急にその人たちに私が呼ばれて、あの銀のカクテル混ぜる入れ物を振る役を仰せつかってしまいました！！
見よう見まねで振った。恥ずかしかったけど、すごく楽しかった。
そして、兄が最後の締めで振ることになり、バッと上着を脱いでシャカシャカ振っている姿を見た時、かっこいいなぁと本気で思ってしまった私はブラコン・・・
前に呼ばれたからカメラなどを持っていってなくて、映像として残せなかったのが悔しい。（とことんブラコン発揮）

終わりが近づいてきた。途中、奥さんの弟のビジュアル系バンドのベーシストY君が歌を贈ったりしたのはこっそりムービーで撮っておいた。きっと記念になる♪
式は夕方から始まって8時過ぎくらいまでやった。
長いけどあっという間だった。本当に楽しめた。
結婚式っていいな。
誠実でいる宣言をする場所。覆しちゃいけないっていう責任感を持てる。いつか私もしたいと思う。